駅員が高配当株投資で早期退職を目指すブログ

高配当の日本株や米国株に投資し、配当金収入の最大化を目指します。目指せ40代でアーリーリタイア!

【投資指標】PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

PERについては以前触れましたが、今回は

PCFR(株価当たりキャッシュフロー

について触れたいと思います。

このPCFRはPERと概念が非常に似ています。

分母が「利益」キャッシュフローの違いだけです。

分母をキャッシュフローで計算するのがPCFRになります。

PERの計算式は?

株価
1株あたり利益(=EPS)

ですね。

PCFRの計算式は?

株価
1株あたりキャッシュフロー

です。

では分母が利益か、キャッシュフローかで、どのような違いになるのか?



答えは・・・



減価償却費を考慮して計算できること


です。

1株あたり利益(=EPS)が出ている時点で、減価償却費はそこから惹かれている状況です。

減価償却費というのは、簡単にいえば「キャッシュアウトを伴わない費用」です。

つまり本来の利益が100で、減価償却費が50だとすると、最終的な利益は50になってしまいます。

もし上の会社の株価が2,000円だとするとPERは40倍です。

しかし本来の利益100で計算するとPERは20倍です。

というようにPERの数字に大きなズレが出るようになります。

ですのでより正確に会社の数字を把握したい、会社の割安感を測りたい場合にPCFRを使用します。

キャッシュフローの計算においては、減価償却費は考慮されないからです。
通信セクターエネルギーセクターなど、設備投資の多い業界は減価償却費が多くなります。

なお、この計算で使うキャッシュフローについては、営業キャッシュフロー(営業CF)を使うことが多いです。

計算式上、営業CFが多くなるとPCFRが低くなりますので、営業CFマージンなどの指標も含めて、
投資の際の検討材料として使ってみるのは如何でしょうか。

ちなみに同業界の銘柄を比較する際におすすめです。

同じ種類の商売をしている企業同士を比べて、どちらが営業CFを稼いでいて、どちらが割安かを
見てみると面白いかもしれません。

注意点としては、営業CFなどキャッシュフローは実績ベースのみなので、営業CFの数字は本決算終了時の数字を使わざるを得ません。

予想キャッシュフローというものは存在しません。あくまで実績ベースです。

参考までにNTTドコモKDDIを比較してみます。

※11/15時点マーケット終了後での計算です。営業CFは2019年3月期の決算資料を参照。

NTTドコモ⇒8.16倍 ※予想PER:16.63倍

KDDI⇒7.30倍          ※予想PER:11.98倍

 
PCFRとPERだけで比べれば、KDDIの方が割安だといえますね。

こんな感じで同業他社を比較する際におすすめです。

ではまた!