
営業利益率の低下
営業利益=本業での稼ぐ力です。
この営業利益が前年同期比▲85%減稼ぐ力が急激に失われたということです。
この営業利益率を回復させるためには、リストラなどで人件費を削るなどする必要もありますし、
何より経営の不始末で失ったブランドイメージをもう一度立ちなおすことが大事です。
ちなみにエリア別販売台数実績を見ると
米国⇒▲4.3%
中国⇒▲12.8%
欧州(ロシア含む)⇒▲19.7%
アジア・中東・オセアニアなど⇒▲11.7%
と世界で満遍なく販売台数を落としています。
まぁこれは全体需要が下がっているのも要因です。
景気減速の波は徐々に迫ってきているのですね。
業績下方修正
業績の下方修正が決まりました。
まぁこれだけ上期で販売台数を落として、世界景気の減速が懸念される状況では止むを得ないでしょう。
今は耐えるときです。
経営陣のゴタゴタの膿を出し切ることが優先です。
配当金の見直し
日本株のイケてないところはコレですね。業績が悪くなると当たり前のように減配してしまう。
株主への長期保有優遇を目指す企業が増えているのだから
株主優待だけではなく、配当金の増配を目指さないといけません。
まぁ今期はもとから減配は決まっていたのですが、さらに減配するのはほぼ確実。
米国株のように株主優遇の考え方をしてくれる企業は、日本にはまだまだ少ないですが、
KDDIやJT、リース業界各社、SPKなどの姿勢を見習ってほしいものです。