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【最新版】高配当株式ETFの比較2021年度版【VYM,HDV,SPYD】

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どの高配当株式ETFが優秀か

 

日本の個人投資家から人気なのが高配当株式ETF

特に人気を集めているのがVYM,HDV,SPYDの3銘柄です。

一般的に云われている特徴では

 

VYM⇒配当利回りはそこそこ、約416銘柄と広く分散、株価安定

HDV配当利回り、株価安定度はちょうど真ん中。74銘柄分散

SPYD⇒配当利回りが高い、株価は最も不安定だがコロナ禍で高パフォーマンス

 

この3銘柄の内、どれを買うのが正解なのか?については

Twitterなどで散々議論が成されてきました。

 

VYMの安定度、SPYDの配当利回り、中間のHDV、っていうイメージを

勝手ながら持っているのですが、ここで改めて整理しておきたいと思い、

分析記事を書くことにしました。

 

といっても簡易的な分析に留めています。

どの銘柄も適度に分散されており、

経費率も大差ありません。

 

VYM⇒0.06%

HDV⇒0.08%

SPYD⇒0.07%

 

ですので配当利回り、構成銘柄、セクター、パフォーマンスなどを見比べて

現在の各ETFの現状を確認しておく・・・といった具合に見ていただければ幸いです。

 

 

配当利回り

 

SPYDは比較的最近のETF(2016年~)ですので

歴史が浅いのですが、一貫してSPYDの配当金はVYMとHDVを上回っています。

次点でHDV、VYMは配当利回りという点では最も低くなっています。

 

  VYM HDV SPYD
2020 3.11% 3.65% 4.16%
2019 3.64% 3.80% 5.13%
2018 3.09% 3.43% 4.32%
2017 3.17% 3.59% 4.08%
2016 3.30% 3.68% 5.17%
2015 3.13% 3.76%
2014 3.06% 3.49%
2013 3.54% 3.80%
2012 3.52% 3.77%
2011 3.14%

 

4%台の壁を超えているのがSPYD、超えそうで超えないHDV

そもそも超える気がないVYM(嘘です)といった関係性でしょうか。

f:id:sasfan:20210701074100p:plain

SPYDの配当利回りの高さが目立ちますが、2020年度は差が縮まりました

 

②構成銘柄TOP10

 

 構成銘柄のTOP10を比較してみました。

VYMとHDVは聞いたことのある世界的有名企業がズラリ。

一方でSPYDは日本人投資家からするとマイナーな企業名がズラリ。

不動産投資信託REIT)がランクインしているところが

SPYDの最大の特徴でしょう。

 

また昨年度は大赤字+連続増配ストップのエクソンモービル

VYM,HDV,SPYDのTOP10いずれにもランクインしていますね。

特にHDVはアクティブ投資の側面を持ったETFであり、

アフターコロナにおけるエクソンモービルの可能性を買っているのかもしれません。

 

 

  VYM HDV SPYD
1位 JPモルガン エクソンモービル シーゲートテクノロジー
2位 ジョンソンエンドジョンソン ジョンソンエンドジョンソン アイアンマウンテン
3位 プロクター&ギャンブル ベライゾン コノコフィリップス
4位 ホームデポ シェブロン リージェンシーセンター
5位 バンクオブアメリカ プロクター&ギャンブル サイモンプロパティー
6位 インテル フィリップモリス パブリックストレージ
7位 コムキャスト メルク フェデラル不動産投資信託
8位 ベライゾン コカ・コーラ ウェルタワー
9位 エクソンモービル シスコシステムズ エクソンモービル
10位 シスコシステムズ ブロードコム ラソンペトロリアム

 

 


③セクター構成 

 

それではセクター構成を見ていきましょう。

VYMとHDVは生活必需品とヘルスケアを上位に持ってきています。

 

生活必需品とヘルスケアは景気変動に対して需要が安定しており、

コロナ禍でもライフラインとしての役割を果たしました。

業績・株価も安定的でしたね。

 

一方でSPYDは金融セクターこそ最上位でVYMと同じですが、

不動産セクターと公益セクターが2位、3位とVYM、HDVにない特徴を

顕著に示していますね。特に不動産セクターはVYMやHDVでは

上位10に全く入っていませんので、不動産セクターに投資したい方は

SPYD一択ですね。

 

  VYM HDV SPYD
1位 金融 生活必需品 金融
2位 生活必需品 エネルギー 不動産
3位 ヘルスケア ヘルスケア 公共事業
4位 資本財 情報技術 エネルギー
5位 一般消費財 公共事業 情報技術
6位 情報技術 通信 通信
7位 公共事業 資本財 生活必需品
8位 エネルギー 金融 一般消費財
9位 通信 一般消費財 素材
10位 素材 素材 ヘルスケア


  

④パフォーマンス

 

最後に3つのETFのパフォーマンスを比較しました。

配当金再投資込でのパフォーマンスを見てみると

僅差ではありますがVYMが最優良パフォーマーとなっています。

次点でSPYDですね。

 

VYMの安定度はHDV,SPYDを遥かに凌駕しています。

株価も上昇しており直近の配当利回りは3%を下回っています。

”高配当”という言葉が似合わない利回りですが、

キャピタルゲインインカムゲインの両方を獲れるVYMは
ポートフォリオの中核として活躍できる優秀なETFですね。

 

次にSPYD。

コロナショック直後はよくTwitterで騒がれていました

 

「SPYD終末論」

※SPYDを投げ売りした方、多かったようですね・・・

 

SPYDの株価下落率はVYM,HDVよりかなり酷かったです。

しかし回復具合を見るにSPYDは景気変動に実は強いのかもしれません。

今回はコロナという感染症リスクの問題でしたので、

不動産セクターの多さが結果として下落のトリガーになったのでしょうか。

金融危機などが起こると、またSPYDが大きく下げそうですね・・・。

 

最後にHDVですが、こちらはグラフで見るとVYM,SPYDに常に劣っています。

コロナショックでもSPYD程でないにせよ大きく株価を下げましたし、

そこからの回復具合ではVYMとSPYDに大きく離されてしまっています。

 

 

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直近ではVYMが優秀、ここ数年で見るとSPYDも負けていない

 

結論:現状ではVYMかSPYDの2択になるか

 

以上の結果からVYMとSPYDが保有に適したETFでしょうか。

VYMはHDV,SPYDと比べると多数の銘柄に分散できており、

安定度は抜群ですね。

 

SPYDは株価のボラティリティが大きいですが、直近ではかなり回復しており

VYMとの総合パフォーマンスと比べても大差はありません。

配当利回りが高いので保有することでモチベーションアップにも繋がります。

 

一方でHDVは少しVYM,SPYDに離されてしまいました。

原因は構成銘柄を時々ダイナミックに入れ替えるから?

それとも分散数の少なさ?

どれも決定的な理由にはならなそうです。

 ここら辺はもう少し掘り下げて考えてみたいですね。