4月から「貯株」始めませんか?
4月から社会人になられる皆様、おめでとうございます。
仕事にプライベートに色々と目標はあるかと思いますが、
お金・資産運用も大事になってきます。
じぶん銀行の記事(下記)によると新社会人と社会人3年目の方の
3人に1人は資産運用をしているとのこと!
資産運用をしている理由としては
「将来への備え(東京都・24歳女性)」
「自身の収入だけでは心許ないため(東京都・24歳男性)」
「本業以外に収入源が欲しかったから(新潟県・24歳男性)」
「老後の資産として(神奈川県・22歳女性)」
「貯金するよりも利回りがいいから(大阪府・22歳男性)」
「自分で年金を作ったり、老後の資産作りをするべきだと思うから(大阪府・22歳男性)」
私も上記のような理由から大学生時点で資産運用を始めていたのですが、
この先行き不透明なご時世においては資産運用に関する興味はより高まっているようです。
しかし「株式投資って怖い」と思われる方は多いと思います。
私はそのような方に「貯株」をオススメしています。
「貯株」とは貯金の感覚で株式投資を行っていくことで、
SBIネオモバイル証券で1株単位で株を積み立てていく投資方法です。
1株単位から購入できるので、最低数百円~数千円もあれば
株式投資ができます。
今回の記事では「貯株」していく中で特にオススメな銘柄を紹介します。
なおオススメする基準は
①比較的購入しやすい株価(高くても3000円台)
②業界トップのシェアを誇り、需要の変動が少ない
③生活に密着し、事業内容に目が届きやすい事業内容
④配当利回りが高めで配当金再投資に向いている
です。
①NTT
株価:2914円(3/24終値)
NTTは誰でも知っている通信インフラ最大手です。
昨年はNTTドコモを完全子会社化したことでも話題になりました。
日常生活ではスマホやキャッシュレス決済の「d払い」で有名ですね。
NTTの業績は「安定した売上」「高利益率」であり
配当利回りも3%~4%ありますし、10年連続増配で減配実績もありません。
NTTといえば、携帯電話のNTTドコモが有名ですが、
それ以外にも様々な事業を行っています。
グループ全体での売上高は10兆円以上もあり、国内屈指の大企業です。
有名企業ということで情報入手もしやすいことからも、
これから株式投資を始めようとされる方にはもってこいの銘柄ではないでしょうか。
こちらは私のNTT分析記事です。
宜しければこちらもご覧ください。
②KDDI
株価:3450円(3/24終値)
こちらは通信インフラ2番手、携帯電話の「au」ブランドで超有名な
KDDIです。三太郎のCMはよくご存じではないでしょうか。
KDDIはNTTと同じく「安定した売上」「高利益率」に加え、
積極的な株主還元を行っています。
KDDIはライフデザイン事業に力を入れており、
スマホを中心にユーザーの生活を取り囲むように事業を展開しています。
銀行、証券、ネットショッピング(au PAYマーケット)、キャッシュレス決済(au PAY)、電気にガス、保険など様々な事業に手を広げています。
こちらは私のKDDI分析記事です。
国内外の通信株を決算数値から比較した記事になります。
併せて御覧いただければ幸いです。
国内3社(NTT、KDDI、ソフトバンク)の決算比較記事です。
③三菱UFJフィナンシャルグループ
株価:604.5円(3/24終値時点)
日常生活では欠かせない「銀行」の最大手企業である
三菱UFJフィナンシャルグループは株価が600円台と
少額投資にはもってこいの銘柄です。
銀行は近年の超低金利などで収益環境の悪化が危ぶまれていますが、
企業と銀行の結びつきは強く、そう簡単に基盤は崩れません。
また所有する不動産なども同社の大きな武器になります。
なお配当金については増配傾向にあり、
配当利回りは4%~5%と高配当になっています。
④キリンホールディングス
株価:2146.0円(3/24終値)
日常生活に浸透している飲料において強みを持つ企業です。
業績はコロナ禍で少し下降しました。
アルコール飲料の最大消費地である居酒屋が時短営業、自粛などで
大幅に消費量を減ってしまったのは痛手でした。
これまでは上記の飲料で業績を上げてきた同社ですが、
最近の「Invstor Day」(投資家説明会)では
ヘルスサイエンス領域の強化を目標に掲げました。
発酵技術を免疫や腸内環境の改善に役立てる、というのは
富士フイルムがフィルム技術をヘルスケア事業に応用して成功したように
キリンホールディングスの事業拡大に貢献してくれることが期待されますね。
⑤Jパワー(電源開発)
株価:1937円(3/24終値)
各電力会社に電力を卸すJパワー社も貯株向けの銘柄です。
Jパワー社が保有する発電設備で生産した電力を各電力会社に
卸しており、国内だけではなく海外にも販売網を広げています。
海外売上比率は約20%となっています。
電源構成を見ると再生可能エネルギーが全体の4割を占めており、
”脱炭素社会”が世界のテーマ(投資家にとっても)となりつつある
昨今においてはJパワー社の企業価値が高まっていると言えるでしょう。
業績を見ると売上高は増収傾向にありますが、
火力発電における燃料価格の下落や電力の市場価格の下落など
市場環境によって業績が多少変わってきます。
しかしJパワーは電力の元締めのような会社ですし、
我々の暮らしは「電力」なくして成り立ちません。
消滅可能性が大変低い企業ですので投資するには持ってこいの銘柄では
ないでしょうか。
株主還元については配当性向30%を目安に「安定」と「継続」を掲げています。
配当利回りは3%~4%と高配当銘柄といって差支えないと思います。
貯株はSBIネオモバイル証券で
SBIネオモバイル証券は月50万円以内の取引であれば
月額220円(税込)で国内株式(REIT、ETF含む)が1株から購入できます。
通常、楽天証券などの証券会社で国内株式を購入する場合は
「100株単位」が基本であるため、NTTを買う場合は約30万円という
まとまった金額が必要になります。
しかしSBIネオモバイル証券なら1株単位で購入ができます。
これまでは1株単位で購入できるサービスが実質的に存在しておりませんでした。
数百円~数千円という少額から株式投資ができることで、
株式投資の敷居がだいぶ下がったのではないでしょうか。
SBIネオモバイル証券はTポイントと連携しており、
Tポイントを使って株式の購入が可能です。
なおSBIネオモバイル証券は口座開設すれば毎月Tポイントを200ptも貰えます。
Tポイントを株式の購入代金の一部に充てることも可能です。
貯株+配当金再投資は効率的に資産増大が図れて、リスクも低い資産運用です
多くの新社会人の方は最初の給与を4月末に受け取るでしょう。
その額は20万前後の方が多いのではないでしょうか。
給与の中から家賃や電気代、携帯料金などのコストを引いた
余剰資金で「貯株」を毎月行っていきましょう。
例えば余剰資金が月に5万円前後作れるなら
NTTを3株、KDDIを3株、三菱UFJを20株、キリンHDを5株、Jパワーを5株
といったように「分散投資」することをオススメします。
分散投資することで株価下落リスクを抑えることは株式投資の基本です。
一極集中投資は、その投資先企業に何かあったときの株価下落リスクを
真正面から受け止める形になってしまいますからね。
また配当金は再投資することが重要です。
配当金を再投資して株数を増やす→次回の配当金が増える→再投資する
を繰り返すことで保有株数がどんどん増えていきます。
保有株数が増える分だけ配当金が増えていきます。
株価が上昇した際の利益も当然大きくなります。
これは株式における「複利運用」なんですね。
SBIネオモバイル証券の口座開設方法
口座開設方法は至ってシンプルです。
必要なものは以下の3点です。
①マイナンバー確認書類+身分証明書(免許証など)
②クレジットカード
③銀行口座
なお、これらの口座開設はすべて「スマホ上で完結」できます。
SBIネオモバイル証券の口座開設手順は以下の通りです。
①下記のリンクから
「口座を開設する」をクリックし、メールアドレスを登録
②届いたメールに記載されたURLをクリックし、
住所などの必要な情報を入力します。
なお源泉徴収区分は「特定口座」をオススメします。
確定申告は個人で行うと大変煩雑で時間がかかりますが、
特定口座にすれば証券会社が全て代行してくれるので
一切の手間が不要になります。
③初期設定を行いましょう。ここでは出金先口座の登録、
配当金の出金方法などを設定します。
④本人確認書類をアップロードします。
幾つか方法がありますが、私としてはスマホ単独で完結できる方法を
オススメしています。
下記のように顔写真と書類をスマホカメラで撮影して終了ですので、
非常に簡単です。アップロード後にWEB取引パスワードを設定しましょう。
⑤サービス利用料の支払い設定
クレジットカードのみ対応ですので、クレジットカードは絶対に必要です。
下記の画面通りに進み、クレジットカード設定画面に移行したら
カード情報を入力します。
以上が口座開設手順になります。
あとは口座開設完了のメールが届くのを待つだけです。
新社会人の皆様、貯金も良いですが「貯株」はもっとおすすめです。
低リスクで効率的に資産運用ができる「貯株」で社会人ライフを
充実させていきましょう!!