駅員が高配当株投資で早期退職を目指すブログ

高配当の日本株や米国株に投資し、配当金収入の最大化を目指します。目指せ40代でアーリーリタイア!

JTの減配について

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JTの決算は減収減益!そして減配!それでもポジ要素は?

 

JTの配当性向は元々が100%近くになっており、

配当維持は困難なのではないか、という想定がありました。

 

しかし減配するにせよ小幅な減配になると思っていたのですが、

現在の配当金154円から130円と約16%の減配となります。

 

ということで明日の市場ではJT株の大幅下落が待っているでしょう。

 

で、JTの決算内容は?

 

実はポジティブ要素もあります。

 

・会社見込みよりは決算内容が良かったこと

 

・この世界情勢の中でも海外たばこ事業は堅調であること

 

・営業利益率、営業CFマージンの数値は超優秀

 

この3つですね。

 

ポジ要素①予想より通期業績は良かったこと

 

まず第3四半期時点での通期業績の会社予想は以下の通りでした。

 

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これが今回の通期業績では各項目で予想を上回りました。

といっても前年比では減収減益なのですが・・・。

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2020年度の通期業績

 

ポジ要素②海外たばこ事業は強い

 

 

もう一つのポジ要素は海外たばこ事業の堅調さですね。

新興国を中心にシェアを広げているJTは為替影響を強く受けやすいです。

よって為替一定ベースでの業績もしっかりと見ておくべきです。

為替影響を除けば増収増益、JTの海外たばこ事業が強いですね。

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海外たばこ事業は為替影響を除けば増収増益

 

JTの営業利益率、営業CFマージンはまだ高い

 

企業の収益力を測るのに「営業利益率」と「営業CFマージン」などは

非常に参考になる数値です。通期業績から見ていくと

 

営業利益率⇒22.4%

 

営業CFマージン⇒24.8%

 

共に20%を未だに超えています。

これは独占企業ならではの強さです。

 

ただし・・・以下の記事でも書いていますが、

世界シェアをJTと争うライバル企業であるBTI,MO,PMなどの方が

収益力は高いです。

 

www.selfdrip.com

 

 

JTのネガティブ要素について

 

JTのネガティブ要素はずばり

 

・国内たばこ市場が業績の足を引っ張り続けること

 

・配当金の減配、当面増配はないものと思われる

 

・来期も減収減益予想

 

の3点です。

 

ネガ要素①国内たばこ市場は「オワコン」

 

加熱式たばこでもフィリップモリスに負け続け、

JTの国内たばこ事業は完全にオワコン状態です。

そもそも”禁煙・嫌煙”気分が国内を覆っており、

コロナのおかげで日本人がより一層、健康に敏感になっていますね。

JTの国内事業はかなり難しい局面にあります。(前からですが)

 

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前年比で1割下落

決算説明資料を読んでもポジ要素が見つからず。

 

ネガ要素②減配!減配!!減配!!!

 

そしてJTホルダーの方々が阿鼻叫喚の悲鳴を上げた

JTの減配」という大ニュース。

 

来年度の配当性向は75%前提とのことですが、

それでも130円の配当、来期の純利益予想からすると

2021年度の配当性向は96%となります。

減配してこれでは今後さらなる減配は避けられないでしょう。

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16%の減配・・・


ネガ要素③来年度も減収減益

 

2021年度の通期業績見込みをご覧いただければ

全項目において前年比マイナスです。

下手に夢を持たせない分、まだ良心的ともいえます。

 

海外たばこ事業で稼いでも国内たばこ事業の縮小が

それを相殺・減殺してしまいます。

う~ん・・・。

 

会社予想で算出できる営業利益率予想は約17.5%です。

今年度より5%ほど利益率が下がる予想です・・・

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そして株主還元姿勢の変更について・・・

 

JTの2021年度経営計画にある文言がこちら・・・

 

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配当金については「リベース」するとのことで、

 

配当金を増配ないし維持してきてくれる企業

        ↓

業績に応じて配当金の減配が普通に行われる日本的企業

 

へと変貌してしまうことを前提に考えたほうがよさそうです。

インカムゲイン投資における国内企業の雄、JTは終わりましたね。

 

 

じゃあ保有しているJTはどうするの?

 

さすがに還元姿勢の変化は見過ごせないので

JTとはこれにて縁を切ります。

 

手数料込でプラマイゼロ(配当金込みならプラス)で

売り抜けることができました。

 

本当なら保有継続が前提なのですが、

配当政策が変わってしまう以上、

「連続増配銘柄」という投資ポリシーに反するので切ります。

 

未だに「高配当」ではあるのですが「増配」が見込めないなら

保有はできません。還元姿勢をこれまで同様に継続してくれれば

保有継続でも良かったのですが、残念です。

 

売り抜けたお金の投資先は・・・これからじっくり考えますが、

 

・ドル転して外貨MMFにお預け

 

・ドル転してBND(総合債券ETF)に投資

 

三菱商事オリックス、NTT、KDDIなど国内株に投資

 

の3択ですね。

 

かなり株価が高い状況なので、

投資先は焦らずじっくり考えたいと思います。

 

 

 

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