新規組入を検討している銘柄について
未購入ですがポートフォリオに追加したい銘柄についてのメモです。
基本的に個別株についてはどれも全体の5%~10%以内に抑えるように
調整しています。またセクターもなるべく分散したいのですが、これについては
偏りが出てしまっています。ITセクター、金融セクターが弱いのです。
最も配当利回りが高いシーゲル銘柄を中心に購入してきたので、
セクターについては生活必需品に偏りがちなのは仕方ないかと思っています。
ただ全体のバランスを考えたときにやはりセクター分散は必要だと感じています。
①IBM(情報技術)
IBMはIT業界の中でも業績が低迷しています。
ハードウェアで世界トップクラスのシェアを誇ってきた
しかしようやく改善の兆しを見せ始めています。
下記の記事でも軽く触れましたが、クラウドサービスの
売上が伸びていることやITインフラサービス部門のスピンオフを経て、
IBMはようやく成長軌道に乗れる段階に来たと判断しています。
配当利回りは11月10日時点で約5.6%です。
株価はここ10年で最安値水準、RSIからしても、
今は買い時かと思います。
②ARCC(金融?)
ARCC(エイリスキャピタル)はBDC銘柄(ビジネスディベロップメントカンパニーズ)で配当利回り10%超え(!)の超高配当銘柄です。
BDC銘柄は新興企業~中規模企業に対し投資を行う投資会社になります。
純利益の90%以上を配当に回すことを条件に法人税が免除されており、
配当金はかなり多く、一部のインカム投資家から人気を集めています。
株価はリーマンショックで3ドル付近まで低下しています。
コロナショックでは18ドル付近から10ドル付近まで低下しました。
一方で景気拡大期においても株価はほとんど上がっておりません。
キャピタルゲインを狙うなら市場の暴落時に拾うしかありませんね。
不景気に敏感なARCCですが、意外なのはリーマンショックにおいても
配当金はしっかりと支払われていることです。
リーマンショック前と後で10%ほどの減配となりましたが、
それ以降も一定水準の配当金を支払っています。
この点はインカム投資家としては非常に好感が持てます。
最もこれだけ不景気に敏感な銘柄をポートフォリオの中核に据えることは
できません。ポートフォリオの5%が限界かと考えています。
もしくはPFFと合わせて5%、でも良いくらいです。
③上場インデックスファンドJリート(1345)
珍しく国内ETFになります。
日本国内の不動産をポートフォリオに一切加えていないことを
最近不安に思っています。東京五輪後のリスクを真剣に考える必要はありますが、
住宅、物流などは五輪後でも一定の需要があると思います。
またコロナ後のオフィス需要にも期待しています。
テレワークがずっと続くとは中々思えないのですよね・・・。
個別にREIT銘柄を買うことも検討していますが、
国内REITポートフォリオの中心は当ETFにしようかと考えています。
リスク分散の観点と、一口価格が高く中々手の出せない大型REIT銘柄への
投資をこのETF経由で出来る点に着目しています。
11月10日時点で信託報酬は0.30%、株価は1730円、利回りは約4%。
配当は年6回、奇数月の各8日に決算です。
売買単位は100口~なので投資には約18万円ほど必要になります。
これを1口単位で買えるようにしてくれると良いのですがねぇ。
小口投資を促さないと投資は増えませんよ、東証さん。
まとめ!
以上の3銘柄への投資を迷っています。
どれも配当利回りが高いのでインカム投資家からすると
垂涎の的ですね。
特にARCCはあまりの配当利回りに、思わず身構えてしまいますね。
こういう銘柄はインカム増加に多大な貢献をしてくれますが、
一方で株価下落リスクも相当に高いので、ポートフォリオ全体の
個人的に現時点で最も購入したいのは
③の上場インデックスファンドJリートですね。
次のボーナスでは上場インデックスファンドJリートの新規購入、
NTT、オリックスへの追加投資を予定しています。