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【比較してみた】5大総合商社の決算数値を比較してみた

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総合商社は日本の頭脳であり最強の”何でも屋”

 

総合商社は日本独自の企業です。「ラーメンから航空機まで」と云われていたように”何でも屋”の如くに様々な商品を扱い、巨大な卸売り業者として名を馳せました。

総合商社は高度経済成長期において海外から様々な資源を調達し、国内で製造された商品を海外に輸出し、外貨を稼ぎました。その売上や手数料収入で総合商社はどんどん大きくなり、日本屈指の巨大企業へと成長していきました。

 

しかし景気が悪くなってくると総合商社の手数料を嫌う傾向が強くなり(いわゆる”中抜き”)、総合商社は業績を落としてしまいます。

 

そこで総合商社はそれまで国内・海外で築いてきた販路や知見を活かし、

企業などへの事業投資という分野に強みを発揮していくようになります。

 

今、総合商社は世界の企業と互角に戦えるエリート企業として、就活生からの人気も大変高くなっています。私の大学の先輩にも商社勤めの方がいますが、

 

海外勤務・激務・高給

 

という「これぞ総合商社」という言葉がピッタリな生活を送っています。

私はそのようなエリートには逆立ちしてもなれませんし、

誰でも総合商社に勤められる訳ではありません。

 

しかし誰でも、総合商社へ投資することで、エリート集団が稼いだ利益を、

”配当金”という形で不労所得として得ることができます。

 

今回はその総合商社への投資を検討されている方に向けて、

決算数値から特に気になる数値を抜き出してグラフを作ってみました。

投資をする際の参考になれば幸いです。

 

①売上高

 

まずは売上高です。並び方=売上順になっています。

2019年度は三菱商事がトップ、約14兆7千億円の売上です。

なお各社2018年度からIFRS適用により、数値上は売上高が大幅に増えています。

コロナの影響により各社の業績が減少していますね。ここは仕方がないですね。

 

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当期純利益

 

2019年度のトップは三菱商事です。

三菱商事三井物産は減益ですが、そこまで大きく数値を落としていません。

伊藤忠商事に至っては微増益を果たしています。

しかし丸紅は赤字転落、住友商事はほぼ半減となっています。

ここに地力の違いが表れているように思われます。

 

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③営業キャッシュフローマージン

 

総合商社は事業投資がメインであり、営業利益よりかは経常利益、そして純利益を重視すべきです。しかしそれでも営業CFマージンは重要な指標であると思います。

各社2018年度よりマージン比率が上昇しているのが印象的です。

2019年度トップは伊藤忠商事です。次点で三井物産三菱商事は4位でした。

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④売上純利益率

 

売上と純利益の比率で、総合商社の利益体質を測ってみましょう。

2019年度トップは三井物産(5.69%)、以下伊藤忠商事三菱商事と続きます。

丸紅は残念ながら赤字ですね。

 

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⑤EPS

 

EPSは一株当たり利益です。一株あたり配当金をEPSで除することで、

その企業の配当性向を導くことができます。EPSが毎期成長しているか、という点を

国内・海外の投資家は注視しているため、企業側も気にしている数値です。

EPSは配当金の源泉となる数値ですので、高配当・増配銘柄への投資の際はEPSは必ずチェックしましょう。

 

2019年度のEPSトップは三菱商事です。以下、伊藤忠商事三井物産住友商事

と続きます。

 

成長性という点では伊藤忠商事は注目ですね。また三井物産はコロナ禍においてもEPSを成長させている点を評価するべきでしょう。

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⑥配当性向

 

配当性向は高い、低いのどちらが良いかは一概には言えないのですが、

ここでは低い=増配余力が高いという観点で比較したいと思います。

ということで2019年度のトップは伊藤忠商事です。

 

伊藤忠商事はここ3年間でも配当性向が30%未満であり、

今後の増配に期待できる数値ではあります。

丸紅は赤字ですが配当を出しました。その良し悪しの議論はさておき、

インカム狙いの投資家にとっては丸紅の”誠意”を見た、というところでしょうか。

まぁ本当に、考え方次第になりますが・・・。

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ROE

 

株主資本からどれだけの利益を出せているかを測るROE

海外投資家が重要視している指標です。

2019年度は伊藤忠商事がトップ(16.9%)でした。

以下、三菱商事三井物産住友商事と続きます。

ここでもやはり三菱商事伊藤忠商事三井物産

丸紅、住友商事の地力の違いが表れていますね。

 

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まとめ・感想 比較を終えて

 

あのバフェット氏が投資した総合商社を数値で簡易分析してみました。

たいした比較資料ではないのですが、やっぱり数値化してグラフ化すると

色々と分かりやすくなりますね。

 

バフェット氏が投資するだけあって5大商社は業績面でも安定感があり、

利益も配当も出せています。その中でも特に三菱商事伊藤忠商事三井物産

投資価値が高いように見受けられます。

 

一方で丸紅、住友商事の投資するのであれば、三菱商事などより強い分野に期待して、というのが投資する上でのストーリーになるのではないでしょうか。

 

例えば・・・

 

丸紅は直近の業績では苦しいですが、食料分野に強く、穀物においては国内首位です。

また電力分野においても発電容量トップです。

 

住友商事はメディア系に強く、JCOMなどへ出資しています。

また建設機器、航空機リースでも強みを発揮しています。

 

以上の強みを理解し、総合商社トップ3(三菱商事伊藤忠商事三井物産)より

強い分野に期待しての投資、というのが投資するにあたってのストーリーでしょうか。

もちろん株式投資にあたっては様々な見方があると思いますので、参考までにです。

 

私は現在、三菱商事に投資しています。持ち株は200株です。

もしそれ以外に投資するのであれば「伊藤忠商事」になるかと思います。